ここでは、枚方市の特徴 について紹介します。

1,古代

 ・都が浪速(大阪)→飛鳥(奈良)→京都と移り、その中間点にあり、且つ淀川という船運が利用出来た。

 ・淀川船運により、大陸文化伝来の地として栄えた。

 ・三都の中間なるが故に、天皇家の遊猟地としてその中心は長い間、庶民の立入が制限された。

2.戦国時代

 ・大阪、奈良、京都の中間にいちする故に、多くの歴史文化遺産が焼失。

 ・終盤に、豊臣秀吉が天下統一を図り、大阪城構築によって、大阪-京都の中継地として復活。

3.江戸時代

 ・徳川幕府によって、西国大名対策として京街道は東海道に編入され、宿場町として繁栄。

 ・大阪、伏見の中間点にある枚方は、淀川船運の中継地として、多くの街道が行き交じった。

4.近代

 ・枚方宿は明治維新の幕開けをした『ええんじゃないか』の発祥の地。

 ・天皇家の広大な遊猟地が一大火薬庫に変身。

 ・第二次世界大戦では、奈良、京都の中間に位置したため、空爆を免れた。

  江戸時代以降の集落(古民家群)が残された。

 ・戦後は広大な陸軍用地にニュータウン建設がなされ、大阪のベットタウン生まれ変わった。