ここでは、秋玄寺 について紹介します。

在所:高宮541

【ポイント】

①.宗派:浄土宗

➁.本尊:阿弥陀如来

③.秋玄寺十三仏板碑は寝屋川市指定文化財

④.天正11年(1582)に一印秋玄大師が創建

【関連写真】

 秋玄寺入口と標柱2023_06_07 金只   本堂2023_06_07 金只   

 十三仏像碑案内板2023_06_07 金只   

 

【補足説明】

①.現地案内文(寝屋川市指定文化財 秋玄寺十三仏板碑)

 ここ浄土宗一印秋玄寺の十三仏碑は、高さ114cm、上部の一番広いところで幅53cm、株の台座に接するところで幅43cm厚さ22cmあり、舟形の塔身ヴをもっています。市内に五基ある十三仏板碑のなかでは、最大のものです。

 十三仏板碑には、初七日の不動明王から33回忌の虚空菩薩まで、仏事供養を司る13の仏が刻まれています。下部には、壽〇、道〇、〇道、道弥の4名の戒名、左右の縁には「逆修〇〇〇為也」、「永禄13年 〇午 〇月 13日」と文字が刻まれています。

 「逆修」とは、生前にあらかじめ死後の冥福を祈って仏事を行うことです。永禄13年は、西暦1570年にあたります。

 十三仏碑は、14世紀(鎌倉時代)から南北朝時代に出現すると考えられ、室町時代後期(16世紀)から江戸時代初頭(17世紀)につくられています。このうち北河内地域には、18基現存し、生駒山地東側の奈良県のものを合わせて生駒山系には50基がみとめられます。

    寝屋川市

【参考情報】

インターネット:秋玄寺

Wikipedia:十三仏