牛沢のカタクリ自生地(うしざわのカタクリじせいち)は、加治丘陵の東端にある約6,600平方メートルの雑木林で、カタクリはその西側約2,700m2に自生している(1)。
1984年(昭和59)に、市は自生地の西側部分約2,700m2を地権者から借り受けて下草刈りなどの管理を行い、また2007年(平成19)に東側部分約3,900m2を取得して、周辺環境との一体的な保全に取り組んでいる(1)。
開花時期
カタクリの花は、例年3月中旬にほころびはじめ、3月下旬~4月上旬に満開となる(1)。
2022年(令和4)の見頃は3月25日~31日頃だった(1)。
ほかに見られる植物
ほかにも、ヒロハノアマナ、アズマイチゲ、アオイスミレなどの植物も見ることができる(1)。
景観50選
「牛沢のカタクリ自生地」は、市の景観50選に選定されている(2)。市環境経済部商工観光課によると、「埼玉県自然100選」に選定されているとのことだが、未詳(2)。
所在地
牛沢町17(2)
交通案内
徒歩
仏子駅北口から入間市駅方面へ線路沿いに進み、途中国道299号バイパスの下をくぐり、そこから約150メートル先を右折(案内板有)、踏切を渡り、その先約100メートルを左折(案内板有)、道なりに200メートルほど進んだ右側斜面一帯。(2)
車
カタクリの開花期間には、国道299号高架下に臨時駐車場が設置される(1)。それ以外の期間は、他の交通機関の利用推奨(1)。
バス
入間市コミュニティバスてぃーろーど乗車の場合、森坂下バス停下車、徒歩約5分(1)。高架橋と反対方面へ約50メートル進み、アパート先の道を右折し(案内看板あり)、踏切を渡り、約80メートル先を左折して道なりに約200メートルほど進む。
リンク
- 埼玉県入間市「牛沢カタクリ自生地リーフレット【令和4年版】 (PDF 2.5MB)」入間市役所 環境経済部 農業振興課、2022
参考資料
- 環境経済部農業振興課「牛沢カタクリ自生地」入間市ウェブサイト、最終更新 2022年(令和4)4月7日
- 環境経済部商工観光課「景観50選 > 14.牛沢のカタクリ自生地」入間市ウェブサイト、最終更新 2017年3月3日