不動谷川の支流に沿って中古沢の集落の中をしばらく歩くと森の中の道に出ます。
緑の森の中に真っ赤な鉄骨が、突然出現。
平成24年に塗装され、ひときわ赤色が眩しいかぎりです。
高野線 下古沢駅から上古沢駅の間にかかるこの中古沢橋梁は、トンネルとトンネルの間にあります。
位置 | 南海高野線 下古沢駅・上古沢駅間なんば起点57km739m |
橋梁概要 | トレッスル橋梁 |
竣工 | 1927年(昭和2年) |
開通 | 1928年(昭和3年) |
諸元 |
全長67.6m、高さ33.4m、橋台2基、橋脚2基、鉄桁3連 |
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中古沢橋梁の建設
この橋梁の建設には、森林鉄道の搬送路が欠かせなかったということです。今も痕跡ののころ森林鉄道は、この地にしっかりと存在感を示してくれています。
橋梁の下を流れる小川は、中古沢の集落の上水として取り水をしており、透き通った清流であります。