ザギンでシースー!! について知っていることをぜひ教えてください
ザギンでシースー!!
3年次4組 多賀谷綾乃
そんなアホみたいなセリフ
私は引っ込み思案で、人見知りで、人前に出るのも嫌いでした。
授業で「銀座で大通高校のはちみつの販売実習があるんだけど挑戦したい人いますか」と先生が言ったときに手を挙げられるような積極性はなかったのです。
そんな私がなぜこの実習に参加したのかというと “勢い”です。
「ザギンでシースー!!回らない寿司食べたい!」そんなアホみたいなセリフとともに私の販売実習へのチャレンジは始まりました。
私の人生を変えるきっかけになった
最初に勢いが大切だと気が付いたのは2年前。
当時担任だった先生にあるボランティア活動(音楽フェス)を紹介してもらった時です。
何をするのかも、どんな人がいるのかもわからなかった高校1年生の私は、活動の参加に躊躇していました。
そこで私はいったん考えるのを辞めて、“音楽聴きたい”という気持ちと勢いに身を任せてみることにしました。
無我夢中に手続きを進めて、我に返った時には説明会の参加申し込みは終わっていて、自分の携帯電話には「ご応募ありがとうございました。説明会は○月○日です。」とのメールが…。
当日緊張しながら現場に向かった私でしたが、周りの人たちはみんな優しくアットホームな雰囲気で迎えてくれて、とても有意義に活動できました。
この活動は私の人生を変えるきっかけになったのです。
高校生のうちにこうした経験ができたのは大きな収穫
人生が変わった結果がこの「ザギンでシースー!!」です。
今まで全く交流のなかった3人の高校生が先生2人と共に東京に行き、知らない大人たちに囲まれ、自分たちの商品をいかにして販売していくのか。
「こんなディスプレイにしたらどうかな」「こんな売り文句でやってみようか」少数のメンバーで経験も知識も少ない中、様々なことを話し合い、意見の食い違いもありながらもなんとか乗り越えました。
協調性を大切にしつつも、自分の意見をしっかり伝えるということは社会の中で生きていくために絶対必要になることだと思います。
高校生のうちにこうした経験ができたのは大きな収穫だったと思います。
自ら手を挙げられるまでに
自分に自信を持つこともできるようになってきました。
以前だったら「どうせできない」「チャレンジするのが怖い」と言っていたであろう私は、今では気になったことはすぐに調べて「参加したい!」と自ら手を挙げられるまでになりました。
好きなことで生きていく
私は将来PAという職業に就きたいです。
私の大好きな音楽にかかわる仕事。
好きな事を職業にして生きていく。
これが私の夢です。
夢を実現させるには努力や専門知識や経験が必要です。
今の私ならそれらを達成するためにチャレンジできます。
なぜならボランティアもそうですが、今まで頑張った努力が、“自信”や“行動力”などのスキルになって確実に自分にかえってきていると実感できているからです。
これから先もたくさんのことに挑戦し、自分の経験値を高めて好きな事で生きていけるようになりたいです。
実現します絶対に。
「私なら大丈夫」
次の目標は“勢い”の力を借りなくても、様々なことにチャレンジすることです。
自分のスキルをさらに高め、自信をつけて「私なら大丈夫」と、しっかり深呼吸してから挑戦できる自分になりたいです。