「羅臼の魚は新鮮、そのなかでもおいしいのは・・・」
羅臼に住んでいると自分で魚を釣ったり、親や祖父母や親戚の人や近所の人が、ほとんど漁師なので家に魚をまかないとして持ってきたり、もらったりしたりします。海がとてもちかくて市場も加工場もほとんどが近いので買ったりするのもすぐですし、まかないとなると、お家の人や近所の人が家に持ってきてくれます。
なので、獲れてその日のうちに、遅くても次の日には獲れたての魚が毎日と言ってもいいほど食卓に出ます。獲れて何日もたっていないのでおいしいです!
羅臼で獲れる魚はほっけ、すけとうたら、ます、さけ、カレイ、などがほとんどです。ほかにも有名な羅臼昆布や、それを食べて育ったウニ、羅臼の豊かな海で育ったホタテ、ホヤ、などなど。
このなかでも、一番を決めるのはむずかしいですが、おすすめしたいのが鮭です。
焼いて食べたり、煮付けにして食べたり、あら汁が一番おいしいと思います。その他のも色々な食べ方があります。それで、羅臼の鮭には、ブランドの羅皇という鮭もあり、秋鮭、ケイジ、時鮭、紅鮭といった種類もあります。そして、ケイジ、時鮭なども希少で普通の鮭とは違い、脂がのっていておいしいです。
そして、羅臼では、漁業組合さんの提供で、小学校、中学校までですが、給食で羅臼の鮭といくらがでます。今は、高校生で給食ではないので食べれませんが、とてもいい給食だと思います。ほかの献立も美味しいですが。
羅臼昆布
羅臼昆布は栄養価が高く風味もよく、また40を超える製造過程を経て作られることから、品質が優れていることで有名です。
羅臼昆布はだしをとるのによく使われますがそのまま食べることもできます。
昆布がとれる時期は7月の中旬から8月の終わりくらいまでです。
昆布をとっている人は主に漁師さんですが夏休みに入ると羅臼のほとんどの小学生から高校生までが昆布漁の手伝いをします。
羅臼昆布を売っている場所は主に道の駅です。
道の駅には昆布だけではなく、羅臼でしか買えないものなども売っているので是非一度よってみてください。
海洋深層水
羅臼と言えば“魚”というイメージが強いでしょう。羅臼の魚はとてもおいしいです。
では、なぜ羅臼の魚はおいしいのでしょうか?
それは、魚が住んでいる海に、たくさんの栄養が含まれているからです。
300㍍もの奥深い海底からそっと汲み上げ、余分な塩分を取り除き、豊富なミネラルをバランスよく残したものが海洋深層水です。
この海洋深層水は軟水で、人間が一番おいしく感じると言われている硬度30°です。
どんな料理にも合い、その料理の味と旨みを引き立てることができます。
海洋深層水に含まれるミネラルは、人間の体を作っている成分に近いものです。
そのため、ミネラルなどの栄養が自然と体に染みこんでいくような感覚で楽しむことができます。
また、この羅臼海洋深層水100%で作られたこだわりの塩「極」や、
さわやかなマリンブルーとさっぱりとした甘さが特徴的な「海洋深層水ソフトクリーム」もおすすめです。
どちらも、羅臼道の駅で購入することができるので、ぜひ食べてみてください。
羅臼のブランド品ホッケ
羅臼といえば羅臼昆布が有名ですが、羅臼は魚の城下町!!
羅臼で捕れる海の幸はどれもブランド品です。
私がオススメする魚は、ホッケです。
ホッケは秋から冬にかけてが旬です。
羅臼産のホッケは脂身がありクセのない上品な味わいです。
さらにホッケにはヒアルロン酸が含まれているので、お肌にもいいんです。
羅臼産のホッケは通販でもダントツ1位になるほど、人気の高いホッケです。
そんなホッケのおいしい料理は定番の【ホッケの開き】、【ホッケスティック】や、北海道でしか食べない【ホッケのフライ】など、どれも絶品です。
私が衝撃を受けたホッケ料理は【ホッケバーガー】です。これはおそらく羅臼限定の料理だと思います。小学6年生の時に調理実習で作りました。
ホッケなのにお肉が入ってるんじゃないかというくらい全然魚っぽさがなく、さらに油がとても乗っていてとてもヘルシーな料理です。
きっと魚嫌いな子供も好きになります。
羅臼にはまだまだ美味しい海の幸がたくさんあります。一度食べたら忘れられない!?それぐらい美味しいです。
季節によって獲れる食材も違うので、是非とも羅臼に来て海の幸を堪能してください。
↓羅臼産ホッケの販売所↓
★羅臼産ホッケは羅臼道の駅(海鮮工房)や、通販サイト、札幌市街などに売っています。
~ホッケバーガーの作り方~
~材料~ ・ホッケ ・玉ネギ ・パン ・小麦粉 ・レタス ※調味料はお好みで |
ホッケを3枚におろします。そして細かく切り刻みます。
あとは、ハンバーグと同じです。玉ネギを入れて、よくこねたら形を成形
して小麦粉をつけよく火を通します。盛りつけたら完成です。
仕上げのソースはお好みでつけてください。